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採用戦略

応募が来ないのは求人の中身が原因かも。AIで同業の求人と見比べて自社の求人を磨く

求人を出しても応募が来ない。条件は悪くないはずなのに、なぜか人が集まらない。そんなとき、求人そのものの書き方に原因があることは少なくありません。求職者は同じ職種の求人をいくつも見比べてから応募先を決めます。自分の求人が、同業の求人と並べたときにどう見えているか。そこを知ると、直すべきところが見えてきます。

同じ職種でも、応募が集まる求人と集まらない求人があります。違いは条件だけでなく、書き方や伝え方にも表れます。中小企業白書でも、限られた人数で生産性を高めるためにデジタルの活用が広がっていると指摘されています。

出典:中小企業庁「2025年版中小企業白書」第5節 デジタル化・DXhttps://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2025/chusho/b1_1_5.html

求職者はあなたの求人を単体で見ていない

求職者が求人サイトを開くと、似た仕事の募集がずらりと並びます。給料、休み、仕事の中身、勤務地。求職者はそれらを横に並べて比べています。つまり自分の求人は、いつも他社の求人と一緒に見られているということです。単体では悪くない求人でも、周りと比べて見劣りすれば応募ボタンは押されません。まずはこの前提に立つことが大事です。

同業の求人をAIに読ませて違いを出す

同じ職種の求人をいくつか集めて、AIに読ませてみてください。各社が給料や休み、仕事内容をどう書いているか、どんな言葉で求職者に呼びかけているかを整理してくれます。そこに自分の求人を並べれば、何が書かれていて何が抜けているかがはっきりします。たとえば他社が残業の少なさや教育体制を丁寧に書いているのに、自社は条件の羅列だけ、ということもよくあります。中小企業白書でも、限られた人数で生産性を高めるためにデジタルの活用が広がっていると指摘されています。求人の見直しも、その一つの使い道です。

足りない情報を埋めるだけで印象は変わる

比べて見えた「抜けているところ」を埋めるだけで、求人の印象は変わります。どんな人と働くのか、入ってから何を教えてもらえるのか、一日の流れはどうなっているのか。求職者が知りたいのに書かれていないことは多いものです。給料を上げなくても、不安をなくす情報を足すだけで応募は増えます。AIに「この求人で求職者が不安に思いそうな点」を挙げさせ、それに答える形で書き足していくと、手早く中身が厚くなります。

自社の強みを言葉にして前に出す

条件で大手にかなわないなら、自社にしかない良さを前に出すことです。社長との距離が近い、幅広い仕事を任せてもらえる、地域に根ざして長く続いている。こうした強みは、社内では当たり前すぎて気づきにくいものです。AIに自社の特徴を伝えて「求職者に響く言い方」を一緒に考えると、埋もれていた魅力を言葉にできます。応募が来ないのは、会社に魅力がないからとは限りません。魅力が伝わる形で書けていないだけのことも多いのです。まずは同業の求人を数本集めて、自社のものと並べてみてください。直すべきところが、その場で見えてくるはずです。

代表 喜連川慎也
喜連川 慎也(きれがわ しんや)
中小企業診断士 / 認定経営革新等支援機関
飲食チェーンで人手不足の店舗を10回立て直し、社内30店舗・社外40社以上の人手不足支援に携わってきました。AIと採用・定着の両面から、御社に最適な打ち手を提案します。代表プロフィールを見る →

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