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採用戦略

応募書類を読む時間がない社長へ。AIで書類選考を速く、そして公平にする

応募が来ても、書類に目を通す時間がない。本業の合間に選考をしていると、返事が遅れて、その間に応募者は他社へ流れます。書類選考は、速さと公平さの両方が要ります。AIを使えば、要点を素早くつかみつつ、見るべきところに集中できます。

採用選考の基本は、応募者の適性と能力をもとに判断することです。厚生労働省も、本人に責任のない事項や思想信条にかかわることで採否を決めない、公正な採用選考を求めています。書類選考でも、仕事に関係のない情報で印象を左右されないことが大切です。

出典:厚生労働省「公正な採用選考の基本」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/newpage_56780.html

AIで要点を整理する

履歴書や職務経歴書をAIに読ませると、これまでの経験や任されてきた仕事を、要点だけ整理してくれます。長い文章を一枚ずつ読み込む手間が省け、応募者を同じ形で見比べられます。気になる点を質問の形にしてもらえば、面接で何を確かめるかも準備できます。一次対応が速くなれば、辞退も減ります。

見るべき基準を先に決める

AIに任せる前に、自社がこの仕事で何を求めるかをはっきりさせておきます。必要な経験、身につけてほしい姿勢。基準を決めておけば、AIにもその物差しで整理させられます。基準なしに何となく選ぶと、印象や勘に頼りがちです。決めた基準で見れば、誰が選考しても判断がぶれにくくなります。

最後に決めるのは人

AIは整理や下調べを助けてくれますが、採るかどうかを決めるのは人です。AIの整理を鵜呑みにせず、書類そのものにも目を通して、自分の目で確かめてください。特に、仕事に関係のない事情で不利に扱っていないかは、人が注意して見る必要があります。AIは時間を生む道具で、判断を肩代わりするものではありません。

応募者への連絡も速くする

書類選考が速くなったら、その分、応募者への連絡も速くします。結果の通知や次の案内をAIに下書きさせれば、対応が遅れません。応募者は、連絡が早い会社に良い印象を持ちます。選考のスピードは、それ自体が会社の印象を左右します。整理から連絡まで、AIで流れを速くしておきましょう。

応募書類が読み切れずに選考が滞るのは、もったいないことです。AIで要点を整理し、決めた基準で見比べ、最後は人が判断する。この流れにすれば、速さと公平さを両立できます。まずは、自社が書類で何を見たいのかを言葉にするところから始めてください。選考の入り口を整えるだけで、採用にかかる手間と、応募者を逃す機会の両方を減らせます。やるべきことに集中できる体制をつくりましょう。

代表 喜連川慎也
喜連川 慎也(きれがわ しんや)
中小企業診断士 / 認定経営革新等支援機関
飲食チェーンで人手不足の店舗を10回立て直し、社内30店舗・社外40社以上の人手不足支援に携わってきました。AIと採用・定着の両面から、御社に最適な打ち手を提案します。代表プロフィールを見る →

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