← ブログ一覧に戻る
採用戦略

いきなり面接はもったいない。カジュアル面談で応募のハードルを下げる

求人に応募する側にとって、いきなりの面接は重いものです。落ちるかもしれない場に、わざわざ手を挙げるのはためらわれます。その手前に、合否をつけない気軽な面談の場を用意すると、興味はあるけれど踏み出せない人とつながれます。応募を待つだけの採用から、関係をつくる採用に変わります。

仕事を辞めた理由をたどると、労働条件や人間関係が上位に並びます。入社前にお互いをよく知らないまま決めてしまうと、こうしたミスマッチが起きやすくなります。先に知り合っておくことには、それだけの意味があります。

厚生労働省「令和6年雇用動向調査結果の概況」https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/25-2/dl/gaikyou.pdf

合否をつけない場をつくる

カジュアル面談は選考ではありません。会社の様子や仕事の中身を伝え、相手の希望や不安を聞く場です。評価されないと分かれば、相手も本音を話しやすくなります。今すぐ転職する気はないけれど良い会社なら考えたい。そんな層に届くのが大きな利点です。

AIで準備と記録を整える

自社の魅力や仕事の内容を、相手に合わせて分かりやすく伝えるのは案外むずかしいものです。話すたたき台や、よく聞かれる質問への答えをAIに作らせておくと、誰が対応しても説明の質がそろいます。面談で出た相手の希望や懸念をメモしてAIに整理させれば、次の連絡や選考にそのまま活かせます。

オンラインで気軽に開く

カジュアル面談は、対面でなくてもかまいません。短いオンラインの場なら、相手も参加しやすく、こちらの時間の負担も小さく済みます。遠方に住む人や、今の仕事が忙しい人ともつながれます。気をつけたいのは、その場で売り込みすぎないことです。良いことばかり並べると、入社後のギャップにつながり、かえって早く辞める原因になります。大変な面も正直に伝えたうえで、それでも一緒に働きたいと思える相手とつながる。その方が、入社後に長く続きます。面談の数が増えてくると、誰とどんな話をしたのかが分からなくなりがちです。記録をAIに整理させておけば、後から連絡を取るときにも、相手に合わせた一言を添えられます。

面接の前に一度でも顔を合わせておくと、本選考での会話も深まり、相手の人柄も見えやすくなります。最初の接点をやわらかくすることが、結果として採用の精度を上げます。

大事なのは、面談のあとに放置しないことです。良いと感じた相手には、こちらから次の一歩を案内する。その丁寧さが応募につながります。広告で母集団を増やすのが難しい時代に、気軽な接点から関係を育てる採用は、小さな会社でも十分に回せます。

代表 喜連川慎也
喜連川 慎也(きれがわ しんや)
中小企業診断士 / 認定経営革新等支援機関
飲食チェーンで人手不足の店舗を10回立て直し、社内30店舗・社外40社以上の人手不足支援に携わってきました。AIと採用・定着の両面から、御社に最適な打ち手を提案します。代表プロフィールを見る →

人手不足の悩みはお気軽にご相談ください。

無料相談はこちら →