正社員を増やせないなら、外部人材という選択肢|業務委託・副業の活かし方
「人を採りたいが、正社員を増やす余裕はない」。そんなときは、すべてを自社で抱えず、外部の人に手伝ってもらう方法があります。
人手不足というと、すぐ「正社員を採用する」と考えがちです。ですが、仕事の中には、正社員でなくても回せるものがあります。そこを外部の人に任せれば、固定費を増やさずに、人手を確保できます。
外部人材とは
業務委託、フリーランス、副業として働く人などを指します。たとえば、経理、デザイン、ホームページの運営、SNSの発信、専門的な事務作業。こうした仕事は、毎日フルタイムで人を置く必要がなく、必要なときに必要なぶんだけ頼めます。最近は、本業を持ちながら、副業として力を貸してくれる人も増えています。
外部に任せるメリット
一番大きいのは、固定費にならないことです。正社員を一人雇うと、給与だけでなく、社会保険や賞与の負担も続きます。外部人材なら、仕事を頼んだときだけの費用ですみます。また、自社にいない専門の技術を、すぐに借りられるのも強みです。採用して一から育てる時間をかけずに、即戦力を使えます。
任せるときのコツ
丸投げにせず、何を・いつまでに・どこまでやってほしいかを、はっきり伝えることが大事です。あいまいなまま頼むと、期待とずれた成果物が返ってきます。最初は小さな仕事から試して、相性を確かめながら任せる範囲を広げていくと、失敗が少なくなります。
まず、どの仕事を外に出せるか
外部に任せやすいのは、自社の中心ではないけれど、手間はかかる仕事です。たとえば、毎月の経理処理、ホームページやチラシの作成、SNSの更新、データの入力や集計。こうした「専門的だが、毎日社内でやる必要はない」仕事から外に出すと、社員は本来やるべき仕事に集中できます。逆に、自社の強みに直結する仕事や、お客さんとの関係づくりは、社内に残しておくほうがよいでしょう。何を外に出し、何を自社で持つか。その見極めができると、固定費を抑えながら、足りない人手と専門性を無理なく補えます。
正社員の採用だけが、人手不足の答えではありません。自社でやるべき仕事と、外に出せる仕事を分けるところから、始めてみてください。すべてを自社で抱え込まずに外へ任せることも、人手不足を乗り切るための立派な一手です。


